第18回【ドンピシャ】

2022年9月10日

今彼との出会い。
それは職場だった。

離婚して社会復帰してからの私は、ずっと専業主婦をしていた割にはまぁまぁ評価してもらえることも多く(ありがたや)、いつの間にか責任ある立場で仕事を任されるようになっていた。

短期で行う業務も多い仕事柄、人の入れ替わりも多かったのだが、彼も私の新規立ち上げ業務のサポートとしてやってきたひとりだった。(ようは部下)

同僚:今度はどんな人が来るんだろうねぇ。イケメンくるかね笑
私:いや絶対無理でしょ笑 せめて仕事できる人希望。
同僚:それね笑
私:とりあえずお迎え行ってくるわ~
同僚:イケメンいたら教えてー笑
同僚とそんな冗談を言いながらも、私は指導者側として彼と他数名のサポートを迎え入れた。

普段人の顔をあまり見ないタイプの私だったが(雰囲気で覚えるタイプの人)、同僚とあんな冗談を言ったもんだから、いつもよりまじまじとみんなの顔を見てしまうw



‥そして、私の目は彼で止まった。

(あれ、ヤバイ、いるじゃんイケメン笑 報告しなきゃ笑)

仕事中何やってんだかと怒られそうだが、毎日おんなじことを繰り返していると何かちょっとした刺激やおふざけがないとやってられない悲しい職場。
こっそり同僚にイケメン報告をして盛り上がった。

同僚:え、どれどれ⁉︎
私:ほら、あの子イケメンじゃない?結構好き系ww
同僚:あー、まぁ私はタイプじゃないけど、確かにイケメン風w
ぷりちゃんあの手が好きなのか~
私:えw

あれ?私けっこう稀に見る好き顔だったんだけど、世間一般とズレてるのか?w
ここまでドンピシャな顔に出会うことないんだけどなw

ま、そうは言っても彼は単なる部下なわけで。
顔が好きなことと仕事をすることは別の話。

目の保養と脳の刺激にはなるけれど、仕事上の差別をする気はない。


‥‥‥一回忘れよ笑

おとなの婚活パーティーOTOCON